近年、岩手県大船渡市など、全国各地で大規模な山林火災が発生しています。
山林火災は、たき火、火入れ、放火(疑いを含む)等の人的要因による出火原因が多く、ひとたび発生すると早期に拡大し、消火隊の立入りや利用可能な水利が限られることから、消火活動が困難な上、人命や家屋等を危険にさらすほか、貴重な森林資源を大量に焼失し、その回復には長い年月と多くの労力を要することになります。
山林火災の大部分は、皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。貴重な人命や財産を火災から守るため、林野での火気の取扱いには十分気をつけましょう。
山火事等を発見したら、すぐに119番通報をしてください。
【山林での火災を起こさないためのポイント】
(1)空気が乾燥する時期は火の取り扱いに十分気を付ける
(2)枯草等がある火災の発生しやすい場所ではたき火をしない
(3)強い風が吹いている時は、たき火や火入れをしない
(4)たばこのポイ捨てはせず、火の始末を必ず確認する