益城町の未来について若者同士が意見交換する「益城町もうちょっトーーク~未来トーーク延長戦~」が平成28年12月18日(日)に開催されました。
町内外から32名の若者(高校生~概ね30歳)が集まり、「町の課題」「10年後の将来像」「将来像実現のためのアイデア」についてワークショップで意見交換を行いました。
町の復興を「自分事」として捉え「自分達で出来ること」を念頭に置いた意見が多く出され、最後は班ごとに”寸劇”形式での発表を行うなど、最後まで賑やかなイベントになりました。
今後は、アイデアの実現化を目指してプロジェクトチームが立ち上がる予定です。
「町の復興のために出来ることをしたい!」と立ち上がった若者の応援を宜しくお願い致します。




概 要
日 時 平成28年12月18日(日)15時~17時45分
場 所 益城町保健福祉センターはぴねす
参加者 32名(高校生5名、大学生8名、一般19名)
プログラム
1 開会
2 益城町PR動画視聴
3 課長挨拶
4 第1回未来トーークの振り返り
5 クイズ大会ーー!
6 グループワーク①「町の抱える課題、10年後の理想像」
7 グループワーク②「目標達成のためのアイデア出し」
8 寸劇練習
9 各班発表(寸劇)
10 講評~今後の企画について~
11 集合写真、アンケート


各班の発表内容
ワークショップの最後には、各班で話し合った事柄を発表していただきました。
発表内容は次のとおりです。
班 |
班名 |
タイトル |
|
発表内容 |
1 |
チーム
スタイルフリー |
スタイルフリー |
課題 |
交流する場、癒しの場、遊ぶ場が無い。町内ではすることが無くて退屈。 |
10年後の目標 |
コミュニティスペースが設置・有効活用され、幅広い世代が町中で有意義な時間を過ごせる。 |
解決の
アイデア |
自由に勉強や読書をしたり、友達とおしゃべりしたり、学生が気軽に利用しやすいコミュニティスペースを作る。
軽食やコーヒー等を提供するサービスなど、幅広い世代が楽しめる場所にする。 |
2 |
チームMBMG |
Happytown
プロジェクト |
課題 |
若者の声が拾われていない。もっとメディアに取り上げてもらいたい。 |
10年後の目標 |
笑顔が増え、世代間交流も増える。地域の繋がりが生まれ、町外から多くの人が訪れる。 |
解決の
アイデア |
役場等と協力しながら、若者主体のイベントを若者が企画する。 |
3 |
明るい益城
プロジェクト |
LAMP |
課題 |
夜道が暗く危ない。 |
10年後の目標 |
街灯が設置され町が明るくなる。 |
解決の
アイデア |
多くの人に意見を募り、自分達がデザインしたかわいい街灯(町が明るくなるような街灯)を作る。 |
4 |
エース山本 |
益城デパート
(仮) |
課題 |
益城町にはイベントが無くて退屈。 |
10年後の目標 |
イベントが継続的に開催され、徐々に町に活気が戻り始める。
若者が集まるようになり、人口増加につながる。 |
解決の
アイデア |
自分達で熊商デパートのようなイベントを企画。益城バーガーなど益城の農産物を使った特産品を販売。 |
5 |
チームバチスタ |
ドリカム |
課題 |
なかなか益城に行く機会がなく、名物や観光スポットが分からない。 |
10年後の目標 |
マップに描いたことが実現する。 |
解決の
アイデア |
町の裏道情報などに併せて、できたら良いなと思う店をマップ上に落とし込み、「未来予想図」マップを作る。 |
6 |
イメチェン チーム |
みんなが
YouTuber |
課題 |
飯田山やそうめん滝など魅力的な場所があるものの、地震のせいで益城町に対して暗いイメージが定着。 |
10年後の目標 |
町を訪れたいと思う人が増加し、賑やかな町に。町のイメージが明るくなる。 |
解決の
アイデア |
YouTubeに町の魅力的な場所をアップして拡散。 |
参加してみての感想
・前回よりも内容が濃くて、寸劇もあって参加している実感があって楽しかった。
・“復興”ということが、暗いことだけでなく希望があるものに感じました。
・話し合う時間が短かった。もう少し具体的な話をしたかった。
・継続が重要ですので、是非、若者主導で今後も続けてほしい。 など
・ドリカムチームのアイデア、自分の意見やこうなってほしいと思った事が実現するとうれしい!!
・街灯(自分たちで考えたイラストのある)をSNSで拡散し、PRする。
・フリースペースをつくって、町民の皆様が集まれる場所にする。 など
その他(今後こんなことしてみたい!という意見など)
・益城ならではの食べ物、品を考えて作る!イベントを立ち上げる!
・町の若者が中心となって、1週間に1度でもカフェなどを開く。
・もし提案したアイデアが採用された時は実際に関わってみたい。 など




