1/14 未来トーークプロジェクト会議
益城町の未来について若者同士が意見交換する「未来トーークプロジェクト会議」が平成29年1月14日(土曜日)に開催されました。
町内外から32名の若者(高校生~概ね30歳)が集まり、町の復興に向け自分達がチャレンジしたいことをワークショップで話し合いました。結果的に5つのプロジェクトチームが立ち上がり、今後は各チームが自主的に活動を行い、住民や企業・ボランティア団体等と協働しながらプロジェクトの実現化を目指していきます。
益城町としても、若者の取組を全面的にバックアップしていきます。
若者発案のプロジェクトチーム(下記参照)を支援してくださる方(農家・お店・企業・団体の方など)がいらっしゃいましたら【益城町復興課(担当戸上) Tel096-286-3210、Mail 563togami@town.mashiki.lg.jp 】までご連絡ください。



未来トーークプロジェクト会議 概要
日時 平成29年1月14日(土曜日)14時~17時
場所 益城町保健福祉センターはぴねす
参加者 32名(高校生4名、大学生13名、一般15名)
プログラム
1開会
2趣旨説明
3グループワーク①自己紹介&前回の振り返り
4プロジェクトチームの結成
5先行事例紹介(大津町での取組について)
6グループワーク②今後の進め方について検討
7各班発表
8講評、記念撮影、アンケート
5つのプロジェクトチーム
(1)気軽に集えるコミュニティスペースづくりプロジェクト
…勉強や読書をしたり、友達と交流したり、若者も楽しめるコミュニティスペースをつくる。
〈コンセプト〉町内で若者が立ち寄れる場所が少ないことに目をつけたアイデア。
若者も地域コミュニティに関われる場所をつくり、様々な取組を展開して地域への理解や愛着醸成
に繋げる。
(2)若者発Mashiフェス(若者によるイベント企画)プロジェクト
…若者達が主体となってイベントをプロデュース。
また、地元農産品を使った商品開発にチャレンジし、イベントに合わせ販売。町のPRや活性化に繋げる。
〈コンセプト〉町の魅力を更に深めていくとともに、町内外に魅力をPRできるイベントを創るのが目標。
まずは既存イベントのステージ企画等に携わるなど、少しづつノウハウを身につけながら実現を目指す。
(3)明るい益城(街灯設置)プロジェクト
…被災後、暗くなっている町を明るく照らすために若者がデザインした街灯を設置するといった、「明かり」に
ちなんだ取組を実施する。
〈コンセプト〉通常の街灯ではなく、子どもや若者がデザインしたユニークな街灯で、皆のシンボルになるものを
創る。街灯だけに捉われず、竹あかりやキャンドルでのイルミネーションなども検討する。
(4)未来予想図Ⅱ(未来の益城マップづくり)プロジェクト
…町の裏道情報などに加え、「こんな町にしたい」と思えるものを書き込む「未来予想図」マップを作成する。
〈コンセプト〉町内を訪れる人向けの情報発信に活用。また住民の方々の希望(こんな町になったらいいなという
夢)になるようなものをつくる。
(5)益城チャンネルで情報発信プロジェクト
…ホームページ、SNS、動画など新たなチャンネルをつくり、町の復興に係る情報などを広く発信。
〈コンセプト〉地震の風化を防ぐのは勿論のこと、魅力を発信することで町のイメージアップを目指す。



アンケート
■グループワークについて
・過去2回の笑顔があふれるグループワークとは少し異なり、いい意味で現実的な話し合いが出来たと思います。
・具体的な内容を話していくのは楽しかったけど、話をまとめたりするのは難易度が高くなっているように感じました。
・様々な職種、年齢の方がおられたので、楽しく話し合いができた。
■プロジェクトチームについて
・実現可能性はあるので、進めていきたい。
・現実味が凄く出ていてワクワクした。
・これからが難しくなってくると思うけど、笑顔を忘れず若者らしさをモットーに頑張っていきたいです。
・離れて住んでいるけど、私にできることはなんでもやります!!
・ワクワクします。今後この縁を大切に益城を盛り上げたいです。
■その他
・実行できるようにこれからもっと話し合っていきたい。
・益城町でこのような会議があることを知ってよかったです。
・個人ではできることが限られているため、人と人が繋がろうと思うこと、人と人を繋げようと思うことを個人個人で思うことが重要だと感じました。

参考:過去の開催等
■(第1回)益城町未来トーーク
■(第2回)益城町もうちょっトーーク~未来トーーク延長戦~
■町長の一言