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唐芋農家 / 西村 亮

最終更新日:
唐芋(からいも)農家 西村亮(にしむらりょう) (からいも農家の西村亮さんの画像)

ましきのひと どんな人が、どんな場所で、どんな想いで。益城町の、ひと物語。 (たくさんのからいもの画像)

今回の主人公 西村亮(にしむらりょう)さん 昭和56年益城町杉堂集落生まれ杉堂育ち (西村さんがからいもを持った写真)

生まれ育ち、農業を営む地 杉堂集落 谷あいに布田川がさらさらと流れ、川の 両端に家が軒を連ねている。集落よりも北へ、山道をぐねぐね、と登ると (杉堂集落の風景画像)

圧巻の風景。広大な土地の、その殆どが唐芋畑。その豊かな土地で、 西村さんは、農家の家に生まれた。 (広大な唐芋畑の写真)圧巻の風景。広大な土地の、その殆どが唐芋畑。その豊かな土地で、 西村さんは、農家の家に生まれた。 (広大な唐芋畑の写真)小さい頃は、「ちょっと手伝って」と言われて手伝う程度。


毎年、改善を重ねながら1年1年を積み重ねてきた。気づけば 唐芋農家人生は既に20年を超えている。 作業をするのは主に両親と3人。 「冬の忙しい時期だけ、甲佐(こうさ)町のゴーヤ農家の友人が手伝いに来てくれます。 4Hクラブ(農業青年クラブ)で出会った人ですね。 ゴーヤは夏が繁忙期で冬に時間があるので、手伝ってもらっていて、 逆に夏、自分の時間が空いた時は、繁忙期のゴーヤを手伝いに行ってます。

農業は常に、自然との共存。 故に恵みを享受することも、その大きさに人生を揺さぶられることもある。

2016年熊本地震 「自分はその時、町内の別の地域に住んでいたんですけど、杉堂の自宅は大規模半壊。 自宅横の農業小屋も半壊の被害でした。唐芋の苗を植え終わっていた畑は、揺さぶられて 畝の盛り上がりが平らになっていたり、畑の列がぐねぐねになったりしていましたね。 唐芋の貯蔵庫にひびが入ったり、中に貯蔵していた芋がぐちゃぐちゃになったり。お客さんにも 出荷を待ってもらったりしました。」

熊本地震の影響で畑の列がぐねぐねになってしまった写真と、唐芋の入ったコンテナが バラバラに崩れてしまった写真

発災当時はちょうど、唐芋の苗の植え付け繁忙期。この作業を終えることができなければ 1年間の収入を失うことになる。(畝に唐芋の苗を植えている写真)

「その時、4Hクラブ(農業青年クラブ)で支援を呼びかけてくれて、 4Hの人たちが手伝いに来てくれました。植え付けなどを手伝ってくれましたね。 、、心強かった。」(大きく立派な唐芋を手に持つ写真)

そんな関係があるので、 (握手のイラスト)

今年7月の県南豪雨災害の時は、 被災した芦北町のミカン農家さんのところに手伝いにいきました。 作っているものは違っても、共通する部分はある。」

毎日、毎日、ひとつ、ひとつ。 これからも、農家としての人生は続く。

「『美味しい、また買いたい』と言ってくれる人がいる限り、農業は続けていきたい。」



子どもの未来 「子どもが大きくなって、興味を持ってくれたら頼もしいかなと思う。こっちから何も言わなくても、 『やりたい、継ぎたい』と思ってもらえるように、そういう風にやっていけたらなと思います。」 (唐芋を手に持ち、微笑む西村さんの写真)


農業の未来 「地域でも農業を引退され、栽培されない畑が増えてきている。 例えば、そういうところを自分が引き継いで、地域も、自分の農業も、守っていきたい。」 (広大な唐芋畑に青々と葉が茂っている写真)


こだわり 「『欲しい』と言われた時に、すぐに出荷できる状態にしておくこと。その際の品質も、スピードも大切に。」 (赤紫色が美しい、たくさんの唐芋の写真)


原動力 「やっぱり、食べた人が『美味しい!』と言ってくれること。そこで苦労が報われるし、そのための土作り だし、そのための唐芋作りだと思っている。」 (両手に唐芋を持ち微笑む、西村さんの写真)


西村さんのお芋はYahooショッピングでもご購入いただけます! ぜひ、実際のお芋を食べてみてください。西村さん家のお芋Yahooで検索 益城産の唐芋を買うなら とれたて市場益城店(益城町木山260-1)など ※西村さんのお芋は、「益城ファーマーズヴィレッジ ファム」でも お買い求めいただけます。


ましきのひと 西村亮編 Fin. コピーライト2020.12
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