益城町復興計画の策定にあたり、益城町の未来について若者同士が意見交換する「益城町未来トーーク」を
平成28年10月8日(土)に開催しました。
最初は緊張していた方も次第に打ち解け、若者ならではの視点で自由なアイデアが沢山飛び交いました。
概 要
参加者:95名(高校生23名、大学生24名、一般48名)
プログラム:
1 町長挨拶、ゲスト紹介(sho_maaさん)
2 町の概要及び企画趣旨・経緯の説明
3 アイスブレイク(クイズ大会)
4 ワークショップ
①益城町の現在の課題、心配事を出し合う
②課題が10年後にはどうなってほしいか、理想像(目標)を立てる
③目標達成のためのアイデア出し
5 各班発表
6 集合写真、アンケート記入
各班の発表内容
ワークショップの最後には、各班で話し合った事柄を発表していただきました。
発表内容は次のとおりです。
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①町の課題 |
②10年後の目標 |
③アイデア(提言) |
1班 |
情報の曖昧さ |
全ての人が平等に情報を得られる社会に |
情報を整理する部署をつくる |
2班 |
発信する力が弱い |
10年後、熊本県と言えば益城町に! |
交換日記発祥の地 |
3班 |
益城らしさって何かが分からない |
益城に住んでいる人が、誇りや魅力を実感していること! |
子育て、教育の充実を図る
(究極に住みやすい町にする) |
4班 |
老若男女の交流の場が少ない |
みんなが交流できる場が沢山ある |
春夏秋冬のイベントを若者が企画する |
5班 |
道がデコボコ、狭い |
日本一安全な楽しく歩ける道 |
各世代に合わせた道づくり |
6班 |
デートスポットが無い |
カップルの幸せオーラが漂うような町にしたい! |
今ある名所を活かす
(ホタル、夜景など) |
7班 |
交通が不便、足が無い |
住民が交通で選択肢が広がり、豊かに生活できる町 |
行政主導だけではなく、民間・住民でできる"益城町にしかない"交通機関をつくる |
8班 |
10年前から街灯が無い |
昼より明るい益城町
小さなことでも町民の意見が反映される町に |
子どもが描いたデザインの街灯を1年に365本建てる |
9班 |
遊ぶ所がない |
交流人口が増え、にぎわいのあるまち |
自然や農業を体験できる場をつくる。(エコツーリズム・グリーンツーリズム) |
10班 |
若者のたまり場が無い |
若者が無駄なことができる場所を作り、町全体に活気をつくる |
若者向けのフードコート(安く、長く、SNSでアップできるオシャレなものを) |
11班 |
益城を知らない |
目的地が「益城」に |
聖地化する!
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12班 |
益城町と言えば!? |
皆が「益城」と言えばをいう事ができる |
イイトコ探しツーリズム
男飯プロデュース
女子会
農業参加型イベント |
13班 |
楽しむイベントが無い |
MASHIFES 2026 |
熊本にゆかりのある人から協力を得る。復興+フェスのイメージキャラクターで情報発信する。 |
14班 |
気持ちが落ち込んでいる |
知って、来て、好きになる |
ひとりひとりが夢と誇りをもって生活できる益城町 |
ワークショップで挙がった主な意見
・益城町と言えば「コレ」というものが無い。(既にあるものを活かしながら)益城に誇りを持てるものや益城特有のものが作り出せればよいと思う。
・若者にとっては、行く場所、遊べる場所が無い。若者が参加できるようなイベントやデートスポットなど、若者も楽しめるまちづくりをしていってほしい。
・10年前から街灯が少なく暗い印象の町だった。子どもたちがデザインした街灯を作って昼より明るい益城町にしたい。
・住民に平等に情報が行き届くようにしたい。 など
参加してみての感想
・これからも未来トーークを続けてほしい。機会があれば積極的に参加したい。
・今日出たアイデアが本当に成功するのか、成功させるには何が必要なのか。考えるだけで留まらず「行動に移す」体験も必要だと思った。
・自分より若い人の意見を聴く機会は少なく貴重な経験だった。特に高校生がしっかりとした考えを持っていて感心した。
・大人と意見をかわすことができて嬉しかった。
・益城町民以外が益城のことを考えてくれてとても嬉しかった。
・色んな考えがあって面白かったが、もっと深い話し合いができたらもっと面白くなると思う。
・これからの益城について話し合えて、町長がおっしゃっていた夢や希望を感じられるひとときで楽しかったです。これからもこの町で暮らしたくなりました。 など