津森城跡<津森地区・下陳> 最終更新日:2008年7月2日 印刷 津森光永氏が築城した城跡で、山稜末端部の「城山」と呼ばれる栗山に位置する。阿蘇大宮家老の光永中務惟宗が弟惟純とともに居城したといわれている。築城時期については明確ではないが、光永氏の入部時期が室町時代の永享3(1431)年から宝徳3(1451)年の間頃とされるので、おそらくその後の15世紀後半に築城に着手し、天明年間(1469~1486)頃までに完成したと推定できる。以来津森城を守城した城主は不明であるが、天文20(1551)年に大友義鎮の手によって攻め落とされた。