大楠山安養寺跡<福田地区・福原> 最終更新日:2008年7月2日 福原の谷間に中世寺院大楠山安養寺の存在が伝えられる。開基は延暦年間(782~806年)に桓武天皇の勅願寺として釈迦院弉善大師が創建したといわれる。本尊は弉善大師作といわれる医王善逝薬師である。現在寺社領は竹林と化しているが、寺跡には安養寺に関係すると思われる板碑・古井戸・五輪塔の残欠等が散見される。本尊であった薬師如来三尊像は、「内寺薬師堂」に祀られている