風雲山重福寺阿弥陀石仏<飯野地区・砥川> 最終更新日:2008年7月2日 12世紀か13世紀初め頃の鎌倉時代に開基されたとされる。安山岩に彫りだされた像高149cmの阿弥陀如来の坐像は、背面に宝治2(1248)年銘があり、鎌倉時代中期に造られたものである。石仏の石肌が年々剥げ落ちるという伝説から「更衣の弥陀」と呼ばれる。また、堂外にある寛喜2(1230)年銘の四方仏が彫られた層塔残欠は、県内最古級の石造物である。