府内古閑権現社<広安地区・広崎> 最終更新日:2008年7月2日 府内古閑地区の氏神として祀られている。752坪の境内の中央に神殿と拝殿があり、楠の大木に囲まれている。『肥後國誌』(1772年)に「木山郷広崎村 高七百三十一石余古閑ト云小村アリ・権現社」と記され、府内古閑集落の存在を示している。府内古閑の成立については、大友氏の家臣が大友氏滅亡後に「豊後府内」から落延び住み着き集落を形成した、また古代律令下で肥後国府の国衙の財料に供されたなど諸説がある。