差別のない住みよい町を目指して
人権問題には、女性、子ども、高齢者、障がい者、外国人などさまざまな問題があります。なかでも部落差別（同和問題）は、日本社会の歴史的発展の過程で形づくられた身分制度等に起因する差別が,さまざまなかたちで現れている日本固有の人権問題です。
しかしながら,いまだに日常生活において、差別発言やインターネットを悪用した誹謗中傷、就職差別や結婚差別、身元調査や土地調査などの事案が発生しています。 差別や偏見に基づくこうした行為は,他人の人格や尊厳を傷つけるものであり,決して許されないものです。
差別をなくすためには、私たち一人一人が、差別について知るとともに、差別をしたり、見逃したりすることのないよう行動していくことが大切です。