在宅医療をご存知ですか ~いつまでも安心して住み慣れた町で暮らしていくために~
「医療や介護が必要な状態になっても、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らし続けたい」
「長期にわたる療養が必要な状態になっても、家族と一緒に過ごしたい」
「自分の家に帰りたい」など、自宅や自宅以外でも高齢者施設のような身近な生活の場でなるべく過ごしたいという声が近年高まっています。
地域で家族や知人と交流し、住み慣れて場所にいるという安心感のもとで医療を受けられるのが、「在宅医療」の最大の長所です。
「在宅医療」は、医療と介護サービスが連携して生活を支えることで、病気になっても安心して住み慣れた生活の場で療養を続けることができる選択肢の一つです。病状等で外来通院が困難になった場合には、「在宅」での療養についてご相談ください。
在宅医療とは
「在宅医療」とは、自宅や自宅以外の「生活の場所」で行う医療のことです。
体の機能が低下し通院が困難な方の自宅などに、医師や看護師、各専門職の方が訪問し、診察・治療をはじめ、薬の処方、リハビリなどを行います。
医師が行う在宅医療は「訪問診療」と「往診」の2種類
●訪問診療:計画に基づいて実施されるもので、あらかじめ訪問日や訪問回数などを決め、定期的・継続的に訪問診療を行います。
●往診:緊急的に実施されるもので、病状の悪化やケガの際に、家族・本人からの連絡、または訪問看護師からの情報により、医師がかけつけて診察します。
在宅医療を受けたい時は
●かかりつけ医がいる場合 → まずは、かかりつけ医にご相談ください。
●かかりつけ医がいない場合 → お近くの地域包括支援センターや在宅医療サポートセンターへご相談ください。
東部圏域地域包括支援センター(木山・福田・津森) TEL:289−0099
西部圏域地域包括支援センター(飯野・広安・広安西) TEL:285−4822
在宅医療サポートセンター(上益城郡医師会) TEL:282−0461
●入院中の場合 → 医療機関の担当医師、看護師、医療相談窓口や地域連携室
詳細については、下記「在宅医療パンフレット」をご参照ください。