熊本地震「記憶の継承」
平成28年(2016年)熊本地震により、益城町では多くの尊い命が失われ、また美しいふるさとの姿も失われました。
町では甚大な被害からの復旧を進めるとともに、災害に強い町となるための復興に向けた取り組みを推進しています。
町に関わる人々が一丸となってこの取り組みを進めていくためには、一人ひとりが熊本地震の記憶や経験、教訓といった「震災の記憶」を踏まえ、
災害に備えた取組みを維持、継続していくことが必要不可欠です。
益城町は熊本地震の被災地の1つとして、熊本県・西原村・南阿蘇村・大津町と協力し、『熊本地震 震災ミュージアム 記憶の回廊』プロジェクトを推進しています。
「震災の記憶」を確実に後世に伝承していくための中核拠点や地域拠点のほか、地域の方々の協力により熊本地震のありのままの姿を今に伝える遺構の数々。
「震災の記憶」を持つ“ひと”“もの”が集まった地域そのものを1つの博物館とみなす、回廊型フィールドミュージアムとなっています。
私たちの「震災の記憶」の伝承が、全国的な防災・減災に向けた取組みの充実に繋がっていくことを切に願っております。
熊本地震 震災ミュージアム 記憶の回廊(外部リンク)