細川忠利触書 最終更新日:2022年10月24日 印刷 細川忠利触書 細川氏が肥後(現在の熊本県)に入国した直後の寛永9(1632)年12月9日に、木山の大庄屋・木山市兵衛ら藩内の庄屋にお触れとして出されたもので、県内に1点しか存在しない貴重な資料。内容は、「入国早々であるので加藤忠広時代のものを来年まで継承すること」、「年貢の免率も加藤時代の定めのとおりとする」、「来年(寛永10年)正月までに国の施政方針を出すので、それまで訴訟等は加藤時代と同様にする」、「偽りが判明したら庄屋の手落ちとする」等、藩主・細川忠利の施政方針を示しています。