町では、5園の保育所を直接運営していますが、保育士や調理員が不足傾向にあり、施設の老朽化も進んでいるため、今後の「町立保育所」のあり方を検討する時期となっています。
令和5年(2023年)2月2日(木曜日)に第1回町立保育所のあり方検討委員会を開催し、会長に選任された今吉光弘委員(熊本学園大学)に諮問書の交付が西村博則町長から行われ、委員会にて審議を進めています。
第4回委員会では、過去7年度間の益城町の未就学児童の人口推移と保育施設への申込件数に関する報告がなされ、令和4年度までは、未就学児童人口が減少していたものの、新興住宅地の整備の影響で、令和5年度から増加傾向に転じている状況であることを確認しました。また、保育施設への申込み件数は年々増加傾向にあり、特に6ヶ月から1歳までの0歳児の申込み件数が平成29年度から1.5倍以上増加していることを確認しました。
また、「公私連携型保育所」を採用している自治体の視察結果の報告もなされ、保育施設に支給する委託運営給付費の国、県、市町村の負担割合や移行スケジュール、実際の運営状況の報告がなされました。
委員会では、前回の会議で運営面で非正規職員に依存している状況である町立保育所をこのまま継続して運営していくことは無理が生じる可能性が高いことを確認していたため、今後「町立保育所を公私連携型保育所に移行することが、一番望ましい有効な選択肢である」ということを委員会の意見として全会一致で承認されました。
今後は、委員会で町立保育所を「公私連携型保育所」へ移行するための課題等を整理し、答申書の作成をしていくことを確認しました。
詳細については、下記をご覧ください。
会議詳細
日時
令和5年(2023年)8月23日(水曜日)13時30分から15時20分まで
場所
益城町役場 2階 2-5,6会議室
委員会
傍聴人
1名
会議資料
資料1-1_町人口と保育施設申込件数(H29-R5年度比較)(PDF:244.6キロバイト)
資料1-2_町_施設区分毎のH29-R4児童受入状況(PDF:296.4キロバイト)
資料2_先進地視察結果報告書(PDF:626.4キロバイト)
資料3_保育施設の運営方式の比較(PDF:342.5キロバイト) 
会議内容
会議要旨(PDF:672.9キロバイト) 

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会議の様子 | 会議の様子 |
第5回町立保育所のあり方検討委員会(予定)
次回は、令和5年(2023年)10月10日(火曜日)13時30分から益城町役場で開催を予定しています。
詳細については、改めて町ホームページでお知らせをさせていただきます。