第3期益城町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました
益城町では、これまで人口減少対策及び地域活性化のため、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、様々な施策を展開してきました。平成27年には、国の長期ビジョンと総合戦略策定を受け、町独自の人口ビジョンと総合戦略を策定。平成28年の熊本地震後は、震災の影響を踏まえ、平成30年度に総合戦略を改訂し、「離町の抑制と帰還支援」「交流・関係人口の増加」「町の活気・賑わい創出」を重点施策としました。さらに、令和元年には国の第2期基本方針を受け、令和2年に第2期総合戦略を策定しました。
今般、第2期総合戦略の計画期間(令和6年度まで)満了に伴い、町を取り巻く社会経済情勢の変化や近年の実績を踏まえ、第3期益城町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。
第3期益城町まち・ひと・しごと創生総合戦略策定の基本的な考え方
「第3期益城町まち・ひと・しごと創生総合戦略」は第2期総合戦略で掲げた内容や、振返りを踏まえつつ、まち・ひと・しごと創生法に基づき、国・県が定める総合戦略に示されている次の事項について、デジタル技術を積極的に活用した取組を進めていくものとします。
1.地方に仕事をつくる
2.人の流れをつくる
3.結婚・出産・子育ての希望をかなえる
4.魅力的な地域をつくる
第3期益城町まち・ひと・しごと創生総合戦略のターゲット/ゴール
子育て世代が「住みたい・住み続けたい」と思うまちをつくる
今回、総合戦略の策定に併せて、第3次益城町人口ビジョンを策定しており、そのなかで、現在の転入者の年齢、世帯構成を踏まえ、現在進行中または検討が進んでいる住宅開発による人口増加を見込むとともに、第3期総合戦略をはじめとする各種計画で位置づけた施策の効果により若い世代の転出が抑制され、その後の社会移動は起こらないという仮定で、令和22年(2040年)に人口38,000人を達成するというビジョンを描きました。人口ビジョンの達成に向け、第3期総合戦略では、第2期総合戦略策定後の人口推移において、20代~40代の男女の転出入が町の人口増加に大きく影響していることを踏まえ、引き続き、この世代の流出抑制と流入促進について対策を講じる必要があるといえます。
第6次総合計画で掲げた将来像「住みたいまち、住み続けたいまち・次世代に継承したいまち」を踏まえ、特に子育て世代とこどもが「住みたい・住み続けたい」と思うまちに向けた施策を展開します。
計画期間
2025年(令和7年)から2029年(令和11年)の5年間
4つの政策目標
- こどもまんなか元気と笑顔と夢があふれるまちづくり
- 帰ってくると「ホッ」とする穏やかで温かいまちづくり
- "しごと”と"くらし”をいつも近くに感じるまちづくり
- "くらし”を伝える情報発信、魅力が伝わるまちづくり