平成28年熊本地震の発災から10年の節目を迎えました。
この間、本町は町民の皆様をはじめ、多くの方々に支えられながら復旧・復興に全力で取り組んでまいりました。
おかげさまで、役場新庁舎や交通広場、地域共生センターの供用開始、県道熊本高森線4車線化の全線開通、益城中央被災市街地復興土地区画整理事業の推進など、復旧・復興は着実に前進しています。
また、令和8年4月末には本町の人口が34,506人となり、熊本地震前の水準にまで回復いたしました。
これもひとえに、町民の皆様が一丸となって取り組んでこられた成果であり、心より感謝申し上げます。
地震の記憶と教訓は、本町の防災・減災対策の礎であり、未来への貴重な財産です。
この記憶を決して風化させることなく、次世代に確実に継承するとともに、「自助」「共助」「公助」が一体となった災害に強い安全・安心なまちづくりを引き続き推進してまいります。
現在、本町を取り巻く環境は大きく変化しています。
TSMCの熊本進出や阿蘇くまもと空港新ターミナルビルの開業、空港アクセス鉄道の整備など、益城町の発展に繋がる大きなチャンスが到来しています。
益城台地土地区画整理事業地内や県道熊本高森線・国道443号沿いへの店舗誘致、さらにはグランメッセ木山線沿いの木山仮設団地跡地一帯の整備など、完全復興への総仕上げとなる取組みが目に見える形で動き出しています。
4期目の町政運営におきましては、この好機を最大限に活かし、未来を見据えた"攻め"の行政運営を展開してまいります。
子育て世代が安心して子育てができる環境づくりとして、小学校給食費の無償化やこども図書館の整備、子育て支援サービスの拡充に取り組むとともに、町民一人ひとりが生涯にわたって健康でいきいきと暮らせるよう、幅広い世代の健康づくりや交流の場の創出にも力を注いでまいります。
あわせて、企業誘致や定住促進など、持続可能なまちづくりにもしっかりと取り組んでまいります。
益城町の真の復興は、これからです。
町民の皆様との対話を大切にしながら知恵を結集し、誰もが「住みたい、住み続けたい、次世代に継承したい」と思える"わくわく"するまちづくりに、全身全霊を傾けて取り組んでまいります。
益城町長 西村博則